そんなことないよ を英語で言うと?
日本語でよく「そんなことないよ」という表現を使いますが、英語ではなんというのでしょうか。
使い方を見ながら解説していきたいと思います。
そんなことないよ
That's not true
例文
A:Your English is like native's.
あなたの英語ネイティブみたい。
B:That's not true.
そんなことないよ。
A:I have never seen a girl like as beautiful as you.
君みたいな美しい女性には会ったことがないよ。
B:That's not true.
そんなことないよ。
A:You are so crazy!
お前イカレてるなぁ!
B:That's not true.
そんなことないよ。
「そんなことないよ」を英訳しようと思ったときどう考えましたか?
「それは違う」「それは間違いだ」と変換して、different や mistake などの単語が浮かびませんでしたか?
different だと、他とは違うなど何か比較対象が必要なので発言を否定するには違和感があります。
ついでに言うと、different は日本語の「違う」とは違ってネガティブな意味で使われることはありません。
例えば、That’s so different! と言われたら「違う」という日本語の否定的な意味に引っ張られてけなされていると感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは「他の人とは違うんだね!」→「個性的だね!」という意味かられっきとした褒め言葉なのです。
mistake は、間違いというよりは正しい答えがあってそれを勘違いしているという意味での過ちや失敗の意味になります。
相手の自分への感想に対して、「そんなことないよ」と言う場合には、どちらも主観のお話なので、正しい答えがあるわけではありません。
「そんなことないよ」は「それは真実ではない」と言い換えるのが正解です。
先ほども言った通り、答えのない主観のお話なので、真実ではないと言うことに違和感はありませんね。
相手からは真実に見えても、自分的には真実ではないということです。
というわけで、That's not true. を使います。
間違っている!と言うのではなく真実ではない、と婉曲的に言うのはなんだか日本人的発想な感じもありますね。
しかし、これは婉曲的というより、英語では相手を否定するよりも指摘するという意識の方が強いことからくるものかと思います。
「そんなことないよ」は謙遜する意味でも我々日本人がよく使うフレーズですよね。
英会話中に「そんなことないよ」と思ったら、ぜひ That's not true. を思い出してみて下さい。
以上、「そんなことないよ」を英語で言うと?でした。