もったいない を英語で言ってみよう!
waste を使った「もったいない」の表現
例文
It is a waste to use a lot of it at once. それを一度にたくさん使うのはもったいないです。
It is a waste for you to buy two of the same things. 同じものを2つ買うのはもったいないです。
What a waste it is (for you) to have broken up with her!
彼女と別れただなんてもったいない!
※waste も使われますが、What a shame ~ の方がよく使われます。 この shame は「恥じ」という意味ではなく「残念」という意味です。
It is a waste ~ で、日本語でいう「もったいない」にあたる表現になります。
この場合の waste は「浪費」や「無駄遣い」という意味の名詞です。
主に時間やお金に対しての浪費を表します。
例文
It is a waste of time to go there.
そこに行くのは時間がもったいないです。
It is a waste of money to invest in the stock. その株に投資するのはお金がもったいないです。
このように直接 of で指定して、お金や時間の浪費を表現したりもします。
ちなみに、少し細かい話になりますが、名詞の a waste を使った表現と、形容詞 wasteful を使った表現とでは少し意味合いが違います。
例文
It is a waste (for you) to spend all of your time playing the game. そのゲームに長い時間を費やすのはもったいないです。
It is wasteful (for you) to spend all of your time playing the game.
そのゲームに長い時間を費やすのはもったいないです。
日本語に訳すとどちらも同じ訳になるのですが、この2つの文は違うニュアンスを持つのです。
上の文 a waste を使った場合は単なる「もったいない」という事実を伝えており、相手の非については言及しません。
たとえ、相手に非があると思っていても直接的に相手を非難する表現ではないということです。
一方、下の文 wasteful を使った場合は「もったいない」という事実とともに、相手の非について言及するニュアンスがあります。
なので、この文の後には「ゲームするぐらいなら勉強しろよ」「だから目が悪いんだよ」などと「もったいない」ことをした相手を非難したりする言葉が続くことになります。
not deserve を使った「もったいない」の表現
例文
I don't deserve such high praise. そのような賞賛は私にはもったいない。
He doesn't deserve someone like her. 彼女のような人は彼にはもったいない。
こちらは、waste を使った「浪費」という意味での「もったいない」とは違う「もったいない」の表現になります。
not deserve ~ を直訳すると「~に値しない」となります。
釣り合わない良さを持ったものに対して日本語では「もったいない」と表現しますよね。
それがこの表現となります。
too good for を使ったもったいないの表現
例文
Such high praise is too good for me. そのような賞賛は私にはもったいない。
Someone like her is too good for him.
彼女のような人は彼にはもったいない。
こちらは、上で挙げた not deserve と同じ意味合いの「もったいない」の表現となります。
too good for ~ を直訳すると「~には良すぎる」となります。
まさにこれも、いい意味で釣り合わないものを表しており、日本語でいうところの「もったいない」にあたります。
ただし、not deserve の方がよく使われる表現です。
以上、「もったいない」を英語で言うと?でした。